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DONUT WORKSHOP REPORT

donatsu.exblog.jp

「ちょっとした相談ができる場所」

こんにちは!
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

僕の方も、おかげさまで26年度も素敵な出会いがありそうです。
新天地としては、京都への進出がきまりした♪
毎年少しずつですが、ワークショップ日本一周が進行中です。

一方ホームタウンの越谷では担当させていただく親子講座が10本を越え、公立の保育士研修会にも呼んでいただけることになりました。コツコツと地域に根をはり活動中です。

またワークショップや講座にくわえ、昨年に続き雑誌の企画のお仕事、絵のお仕事などなどもいただき、期待に胸を膨らませております。

ブログを読んでくださっているみんなのところにも色々な形でお届けできるようにがんばっていきますね(^^)

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さて、今日は恒例となっておりますララガーデン川口さんでの親子工作ワークショップの様子から。
紙皿と紙コップをつかって、UFOを作って遊びましたよ。
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そして今回もまたショッピングモールのイベントとしては、少し変わった嬉しい出来事がありましたのでご報告。
それは、よく参加してくださっている親子のお母さんが、娘さんの図工についての相談をしてくれことです。
内容は、

うちの子は制作にこだわりが強く時間がかかるので、授業や宿題の時間内に終わることが少ない。
どうしたらいいのだろう。


というものでした。

たしかに学校の図工は時間数が限られていて、
時間内にできることも評価の対象だという考える先生もいるんですよね。
そうなると、本人からすれば好きだからこそ、こだわっていた時間のはずが、
先生の理解は得られず、本当は大好きなのに、「自分はできないのか」と勘違いして、だんだん苦手意識が増えていってしまう。

そんな落とし穴が時にある学校の体制と、表現の魅力のギャップに対して、お母さんがフォローに入ってくれるというのは、なんとも頼もしいことです。
そこであらためて、子どもの育ちと、表現と、学校の時間について一緒に考えることにしました。

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「時間内に完成させる力は大事」
これは、なんだかもっともらしい言いようですが、
育ちの時間に、その視点はナンセンスだと思います。
なぜなら、自分の価値観の土台を作っている時だからです。

誰かの価値観、誰かの時間にとらわれることなく、自分の思いやアイデアにこだわり、表現にこだわり、じっくり作っていって、自己表現の面白さとむずかしさ、大好きな気持ちを何回も味わっていく。

やがて、その大好きな気持ちと経験がたくさん集まり、本人の価値感の土台ができるからこそ、
今度は自分の評価と他人の評価を客観視することもできるし、何かの時間にあわせて仕上げる力もついてくるのでないでしょうか。

これは僕自身、大人になった今も絵を描くことが好きで描き続けていて、
お仕事として描かせていただいくこともある今、実感としていることでもあります。

(余談ですが、「時間内に完成させることが大事」という先生は、自身がその力を発揮するだけの自分なりの表現方法を持っているのか。ハテナな人も多いです。)

なので、お母さんとも、
「こだわれる」こと自体が素敵だよねと確認しあいました。

もしかしたら学校の通知表の成績に納得いかないこともあるかもしれません。
けれど、それはあくまで担任の先生の見方であって、そもそも自由に描くことや作ることに対して成績がつくのがおかしいこと。
だから評価も時間も気にせずじっくり作っていけて、
かつ子どもの「図工大好き」っていう気持ちが、評価で折れてしまわないように、親もドーンとかまえて、温かく支えていきたいよね。

といった話をしました。
お母さんも
「それでいいですよね。」
とホッとした笑顔をみせてくれました。

***

子育てや教育は、子どもを思うからこそ、考えたり悩んだりするものです。
そこに決まった答えはないけれど、
誰かと共感しあうことで自分のスタンスを確認できたり、
反対に今までの自分とは違う視点を知って気楽になれたり、
そんなやりとりができる場所、存在が街の中にたくさん増えていったらと良いですよね。

イベントの参加をきっかけに、僕のブログを読んでくれたり、こんな風に気軽に相談してくれたりすることは僕にとっても、嬉しく、ありがたいことです。
遊びと学びの場所の可能性を探り、これからも実践し続け、証明していけるよう、ワクワクなプログラムを届けていきますね。

参加してくれたみなさん、ララガーデン川口さん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2014-04-16 15:21 | 親子のWS
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