こんにちは!すっかり冬らしくなってきましたね。
みなさん風邪などひかないようお気をつけください。
さて今日は今年から通年で呼んでいただいている、つるた保育園さんの子ども達との様子から。
今回は森林公園で自由に作って遊びました。
そこで素朴かもしれないけど、あらためて発見したことを書きたいと思います。それは、
手をつなぐって、嬉しい。
ということです。
駐車場から、広場まではちょっとした斜面を登り、歩いていくのですが、
「さあ行こう。」
というとき、隣にいた子が僕の手をスッとにぎりました。
冷たい空気の中で、つないだ右手がポワンと温かくなります。
ギュッとにぎってくるその子の手は、すごく小さくて、力弱いのだけれど、
同時にすごく大きな可能性をもっている、そんな感じがしました。
手に伝わってくる力や温かさの感覚が嬉しくて、
それだけで思わず笑顔になりました。
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手をつなぐ。
保育の現場で、移動の際に子ども同士が、あるいは保育士と子どもが手をつなぐというのはよくあることだと思います。
そこには、保育士側からすれば、移動するのには、手をつないだ方がスムースで安全というのもあるかもしれません。
でも、手をつなぐことにはもっともっと単純な気持ちがあるように思います。それは
好きな友達(好きな先生)と、手をつなぎたいから、手をつなぐ。
ということ。
安全のために、集団を把握しやすいために、手をつながなきゃいけないのではなく、
一緒にウキウキしたいからつなぐ。
あるいは守りたいからつなぐ。
そうやって手をつなぐと、
嬉しい。
反対に、今はつなぎたくないよっていう時もあるでしょうから、その気持ちも含めて。気持ちがあるから、手をつないだり、つながなかったりする。
当たり前のことかもしれませんが、そのことを保育士さん達がいつも忘れないでいることは、とても大切なことのように思います。
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僕が今回、子ども達とそんな風に思わせてもらえたのも、もちろんそうで。
先生達が、子ども達の安全に対して丁寧に配慮をしながらも、そういう子ども達の気持ちを大切にしているからこそ、この小さなピクニックには、強制や緊張ではない、楽しく温かな空気が流れているのだと思います。
つるた保育園の皆さんありがとうございした(*^^*)