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DONUT WORKSHOP REPORT

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「自分の好きなことができる場所、できる時間、受け入れてくれる人」

今日は、栃木県はこころねさんの主催する土曜楽校からのリポートです。
ここでは、みんな一人ひとり、自分の好きなことをして一日を過ごします。
基地を作る。
サッカーをする。
本を読む。
魚を見つけにいく。
仲間とおしゃべりをしながら、自分の考えを整理する(親が中心)etc

その中で僕は工作部門とおしゃべり部門の担当として呼んでいただいています。
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自分の好きなことをして過ごす。
そのイキイキとした子ども達の、自信に満ち溢れた姿を見ていると実感することがありました。
それは、好きなことを好きといえて、その好きなことができる場所、人、時間。
これがいかに大切かということ。

なぜなら、好きなことを好きなようにできるということは、
言い換えれば、自分のことを「好き」と思えるということだからです。

そこで、一つの疑問も浮かびました。

この子達は、好きなことをいつまで素直に好きといって、それをやっていられるのだろうか?

色々な子ども達に出会わせてもらっていると、好きなことを好きといえなくなっている子というのは、少なくないように思います。
なぜか、

恥ずかしいから。
うまくできないから。

です。
その言葉の背景に見えてくるのは、他者との比較や評価なのでしょう。
ほんとは好きだけど、自分はA君よりもできないから、
ほんとは好きだけど、みんなにおかしいって言われると恥ずかしいから、
そんな理由で好きといえなくなる。できなくなる。

ほんとは好きなのに、できない。
こんなにもったいないことはありません。

そもそも「好き」が評価されるっていうのがおかしいことです。
「好き」という本人の気持ちに誰かが正・誤をつけることはないんですから。

だけど、その好きという個人的な気持ちが、集団の評価とすり替えられてしまっている。
子ども達は自分自身で、すり替えざる得ない気配が、どこかに流れている。

このことを僕ら大人はもっともっと丁寧にみていかなければいけないように思います。

小・中学校が前期終了となったこのタイミングで。
中学生の仲間、保護者の仲間と一緒に、学校の成績をテーマに話をしながら、子ども達のありのまま姿を見て、考えさせてもらったことでした。

繰り返しになってしまいますが、
好きにこだわれる場所と時間があり、その空間を認めてくれる人がいること。
それは自分自身を好きだと思える、場所と時間と人がいるということ。
そんな空間が家や学校、公園や児童館、街の中にあることは、とても大切なことだと思います。

こころねの皆さん、今回もありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2013-10-17 18:06 | コラム・エッセイ
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