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DONUT WORKSHOP REPORT

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「子どもの気持ちに寄り添うママ」

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さて今回は、千葉県にあるマーブルさんでのワークショップの出会いから報告したいと思います。

こちらでは11人の子ども達と絵を描いて遊びました。
絵の具で海の世界を描くことからはじまって、そのあとはその絵を舞台に、画用紙を使ってペープサートづくり、ごっこ遊びという、あっという間の二時間でした。
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その中から最年少のリーちゃん(2歳半ちょっと。年明けに3歳)のお話です。
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彼女は、ワークショップの間とても集中していました。
絵の具で描くだけでなく、はさみを使って紙もどんどん切っていきます。
さらに、その日の道具にのりは出していなかったのですが、
部屋全体を見渡して僕の道具箱にのりがあるのを発見したりーちゃんは、自分で取り出し、のりも自在に使っていました。

そんなリーちゃんが、はじまる前の自己紹介ではちょっぴり不機嫌そうな顔をしていました。そのことをワークショップ終了後、スタッフさんや何人かのママさんと話していたら、りーちゃんのママが言いました。

「うちの子は、本当は自分のことを4歳って言いたいんだと思う。」

聞けば、お姉ちゃんもいるし、普段ここで一緒に遊んでいるお友達はみんな年上なこともあって、自分の年齢を言うことに悔しさを感じている。
というのです。

2歳半のりーちゃんが持っている自尊心。

その気持ちに気づき、寄り添うママ。
その気持ちを共有しあえるスタッフさん達。

りーちゃんが積極的に制作する姿の背景には、
日常でママや周囲の大人たちの、りーちゃんの気持ちを子ども扱いせず、真剣に寄り添おうとする姿も見えてくるのでした。


子ども達と関わる大人が
2歳半の等身大の気持ちを、
上から目線で、小さな子どものかわいい気持ちととるのか、
対等に、一人の人間の成長したい気持ちととるのか、

それによって、子ども達が自ら成長したいと思う心は
素直にも、天邪鬼にもなるように思います。

そんなことを考えると、
「子どもの気持ちに寄り添う」という言葉をあらためて整理したくなりました。

子どもの気持ちに寄り添う。

それは、子どもの姿や行動を「かわいいなぁ。」という感覚で、容認することではありません。
自分なりにその子の立場、その子の気持ちを想像しながら、また自分自身と照らし合わせながら、
「嬉しい」って思えたり、「悲しい」って思えたり、「変だぞ」って思えたり、「悔しい」って思えたり。
そんな風に気持ちをくみ取りながら、見つめること。それが寄り添うです。

一見すれば、子どもの気持ちや行動を受けとめているように見える姿でも、
「かわいいor幼い子どものすることだから」と見るのと、
「等身大で、成長しようとしていることだから」と向き合うことでは、
その質は全然違うのでしょう。

マーブルさんとの出会いを通して、
僕自身もあらためて、もっともっと真摯に向き合っていきたいと思いました。

みはるさん、マツイさん、子どもたち、ママたち、みなさんありがとうございました。

また遊びましょう(*^^*)
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by doughnut-official | 2013-10-14 18:47 | コラム・エッセイ
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