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DONUT WORKSHOP REPORT

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「子ども達が育つ環境づくりは、大人の視点から」

さて今日は、壬生児童館さんでの親子講座のリポートです。
会場は近隣の体育館にて、年齢は1歳~3歳までの子ども達とお母さん、約60組の人が参加してくれました。
まずはブルーシートを使って遊びながらウォーミングアップです。
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みんなで一緒にシートで遊ぶもよし。
それには入らず広い体育館を走りまわったってよし。
寝ころがるのも気持ちがいいし。
お母さんやお友達が参加するのを見てるのも面白い。
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ここはその全部がOKだから、わが子の感覚に寄り添いながらゆっくり過ごしてくださいね。と遊びながら、この空間の過ごし方を伝えさせてもらいました。

そうして、いよいよお絵かきワークショップがスタートです。

全長20Mのロール紙に、子どもたちは思い思いに色を乗せたり、線や絵を描いていきました。
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子ども達を見ていると、絵の具で遊ぶ面白さも様々です。
意図をもって絵を描こうとしている人もいれば、
自分の体の動きが筆跡として残るから、その反応、自分の体の使い方に面白さを感じている人もいます。
筆が紙につくときのベタッ、それを動かしたときのスーッという感触が心地良い人もいるし、
筆と絵のぐが手足につく感覚を楽しんでいる人もいます。
ほかにも、長く続く色の道を歩こう・走ろうという人や、クレヨンで描く人もいます。
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そういう子どもたちの反応は、絵の具の色以上にカラフルだなぁと思うのでした。
楽しみ方、感じ方はちがいましたが、イキイキとした表情だけはみんな共通していましたよ。

今回、もう一つ印象的だったのは、お母さん達や先生達の子どもを見るまなざしです。
すこしだけ紹介しましょう。

「子どもたちを見ているのが、とても楽しいです。」

といって、本当に楽しそうに話しかけてくれたのは、児童館の先生でした。
「楽しい」と思えるのは、それだけ子どもたちの色々な思いと表現をキャッチしているからでしょう。

お母さん達も穏やかでした。
絵の具まみれのわが子をニコニコとみているお母さん。
「うちの子は何を描くのだろう。」とワクワクしているお母さん。
「今日はクレヨンの気分みたい」と無理に筆をおしつけないお母さん。
みなさん、周りにいる他の子ではない、わが子を見てました。

良い雰囲気だなぁと思いながら、声をかけたりして回っていると、
みんなが絵の具で遊んでいる場所からは少し離れて、ステージの階段をのぼったり、おりたりするわが子をほほえましく見守っていたお母さんが、こんなことを言ってくれました。

「わが子にたっぷり寄り添っていこうよ、って最初にコンセプトを話してもらえたから。
心おきなく子どもと過ごしてられます。」

子育て広場、子育てサロン、etcそれらはいうまでもなく、子どもたち一人ひとりの興味・関心・発見・育ちを保障する空間です。
しかしこの意識は、保育や発達をお専門的に学んできた現場の先生にとっての認識というだけで、お母さん達は、僕や先生達が思っている以上に色々な心配や気遣いをしているのかもしれません。

こちらが丁寧に伝えることが、お母さんたちの眼差しをいっそう優しくなることにつながるのなら、それはとても大切な役目の一つだなぁと、あらためて思いました。

最後は子どもたちが遊んでいる中で、お母さんたちにはほんのちょっとだけ耳をかたむけてもらい、「自信」と「育つ場所」二つの話をさせてもらいました。

子どもたちが育つ場所。

思い思いに、自分の好き・興味・関心・発見と向き合う子どもたちがいて。
それを見守る親たち、大人たちがいる。

ここから、はじめていきましょう。

壬生児童館のみなさん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2013-06-25 23:09 | 親子のWS
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