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DONUT WORKSHOP REPORT

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「遠足に何をもっていく?」

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こんにちは!
今日は先日お呼びいただきました、日光は長畑幼稚園さんでのワークショップのリポートです。
今回の「遠足の前だから遠足をテーマに遊びたい!」とのリクエストでしたので、シンプルに「遠足に行こう!」ワークショップがスタート♪

まずは、それぞれ遠足に行くバックを作りました。
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そのあとはいよいよ今日のメイン。
バッグの中に入れる荷物をおえかきしました。
「遠足に何をもっていきたい?本当はもっていけないものでもいいよ。
準備できたら教えて♪」
僕がそういい、みんなは思い思いに荷造りをはじめました。

「お菓子でしょ。」
「お弁当。」
「あ、水筒も!」

まずは園足になくてはならない本当の持ち物を描いていきました。
ひとしきり持ち物がそろうと、ここからが想像と表現の醍醐味です。
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「みて、マクラもっていくんだよ!」とAちゃん
「マクラ?いつ使うの?」と僕
「おやつ食べたあと、みんなでゴロゴロしたら気持ちよいでしょ~!」とAちゃん
「いーねー!」とそれを聞いた周りにいた友達一同は歓声をあげていました。

たしかにゴロゴロしながら空を見上げて友達とおしゃべりなんて、めちゃくちゃ楽しいでしょうね。

今度はBくんとCくん。
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「僕は恐竜もつれていく!」
「僕はライオン!」

彼らが恐竜やライオンと一緒にお弁当を食べる風景や背中に乗って、遊んでいる風景、
想像するとたまりません。
「持っていきたい」という気持ちからは、彼らがふだん好きなものも見えてくるようでした。

こうして、みんなのバッグにはそれぞれたくさんの魅力的な持ち物がつめられていきました。
最後は、感動の持ち物を準備したDくんの持ち物を紹介したいと思います。
それがこれ。
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「これは?」と僕。
「雨と雲をもっていくんだよ。」とDくん。

僕はまた質問しました。
「雨と雲?え、なににつかうの?」

するとDくん。

「雨と雲をもってれば、晴れてるでしょ。」

雨と雲を自分のバッグに入れていれば、外に雨は降らない。
遠足の日は晴れる。

というのです。
どうですか、この想像力。

子どもたちの絵画や造形というと、まだまだ作品の出来栄えで評価されることは少なくありません。ですが、子どもたちが表現することの一番の面白さは、そんなところではないと、僕は思います。

何を思い、何を描き、何を作るか。

一人ひとりのそれが見えてくるのは、本当に面白いことです。


担任の先生は、そんな子どもたちの夢中な姿に涙を流していらっしゃいました。
僕はこの先生たちの素直さもあってこその、この子たちの姿なのだと思います。

子どもたち一人ひとりの様々な気づきや発見が生まれる空間と時間。
それらを表現し、共有できる仲間。
その子どもたちの姿に寄り添い、感動できる保育者。

こんな中で、子どもたちはのびやかに育っていくということを、あらためて実感させてもらいました。

絵を描いている最中、女の子たちから、こんなつぶやきが聞こえてきました。

「絵を描くのってさ、ワクワクするよね~!」
「ね~!!」

これこそが、表現活動の答えの一つであるような気がします。

何を持っていこうか、そしてそれをどんな風に描こうか、
それを考えて、想像して、心がはずむ。
描くことで実感して、また心が躍る。

みなさんの園や学校の子どもたちは、ワクワクするような表現の時間を過ごしていますか。

長畑幼稚園のみなさん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2013-06-03 18:15 | 幼稚園・保育園などのWS
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