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DONUT WORKSHOP REPORT

donatsu.exblog.jp

つながることと想うこと

誰かを想うときに
「あの人最近元気かなぁ」とか「何してるかなぁ」と想像する。
その想像が初動5秒は自分の頭で想像したとして、
その後スマホのスイッチを入れて、SNSを開けばその人が出てくるようになった。

すると、「今こんなことしてるんだ」などと少しわかったような気になって、そこで相手を想像することをやめる。
SNSはやってなくてもLINEで直接メッセージを送る。
すると、なにかしらのリアクションが返ってくる。
たとえメッセージが返ってこなかったとしても、
既読の有無で相手が読んでいるか読んでいないかのリアクションはわかる。
そうして、相手を想像することをやめる。
そんなことってないだろうか。
僕はある。
もし仮にスマホがなかったとしたら、想像はここで終わらないのだと思う。(本当は自制すればいいので、スマホのせいではない。)
最初に想った瞬間以降も、ふとした時にその人のことを想像する。
そうして、そんな風に日々生活している中で誰かを想う時間が、実はその人に会った時にむける笑顔の表情筋の緩みや話す声の柔らかさにつながっているような気がする。
いや、もしかしたら、その人とは全く関係のない身近な存在や、見ず知らずの近所のコンビニの店員さんに向ける表情にさえつながっているのかもしれない。
SNS時代。
ひとたび開けば、いろんな人とつながっているような気がするけれど、
人とつながっていることと人を想うことは根本的に違うことなのだろう。

# by doughnut-official | 2021-01-12 09:47 | コラム・エッセイ

絵を描く

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人が絵を描くことのはじまりは、ただ描きたいから描く。
誰かに認められるためにやるのではないし、ほめられなくても自分で自分に満たされる行為。

それを体現するかのような息子のおえかき生活が続いている。
こどもの行動がなんでも大人よりすごいとは思わないが、
社会的な価値基準による判断を求められる機会(それ自体、壮大な勘違いなのかもしれないが)と経験の蓄積によって発生する定義やルールといった引き出しの少ない人の原始的かつ本能的な行動に、ハッとすることもあったりする。

この人は、いつから絵を描くことをはじめるのか?
それともずっとはじまらないのか?

そんなことを思いながら、身の回りの物をそこまで口に入れなくなった頃(今も時々やりますが)、1歳過ぎたあたりから手の届くところに紙やペンやクレヨンをおいてみた。
自分でそれをひっぱり出してやるようになったのは1歳半前くらいからで。
とくにこの二ヶ月は夕飯のあとに描くのが、ほぼ日課となっている。

自分で画面に納得がいったときなのか、まだ拙い発音ながら
「で き た」
といってペンを置き、新しい紙にかえる。
かといって毎回そういうわけでもないから、きっと着地しないこともあるのだろう。
また時には、「はじめたけどそんなにノらないな」という感じで、惰性で少し描いてやめる時もある。
それも含めて、そういう姿勢が信用できるというか、いいなぁと思う。
1日に6、7枚から多い時は10枚以上描くので、この2ヶ月でA4のコピー用紙1束400枚がもうほとんどない。
物事は数じゃないけど、すごい数。
最近はぐるぐるを描いたり、描いた線を見立てたり、
あとは、「め」「め」「はな」「くち」「あたま」「おなか」とかいって、頭に浮かべながら線を描いたりもして。
身体的な面白さだけでなく、想像する面白さも楽しんでいる様子。
仕事柄、少しはわかっているつもりでいたけれど、一歳でこんなにも描くのか、と驚いた。
ペンをもつ身体の使い方とそれを通って現れる点や線は日々変化する。

手を動かしていて、
「あれ?なんだ、この手首の感覚。昨日はなかったぞ。
おお!これいいね!」
などと言葉にはしないが、自身の変化を筆跡を通して実感しているなら、それはたまらなく感動だろうなと思う。
ぐんぐんと描く線はしだいに白い枠で守られている(ような気がする)紙の境界を軽やかに乗り越えて、机の上にものびていく。
最初は力加減からはみ出るのかもしれないけど、一度そうなると、紙をどかして机にも描きまくる。
その思い切りの良さを見ていると境を越えるというよりも、むしろそこに境を感じていないのかもしれない。
そう思うと境を認識しているのは、もっといえば壁を作っているのは自分のほうなんだなと考えてみたりもして。

そんなこんなで、僕の仕事机はもっと自由になった。
この線を見ると力が湧きます。
父ちゃんもがんばるよ。

# by doughnut-official | 2020-12-28 09:21 | コラム・エッセイ

重版御礼

5月末に発売しました『たんけんハンドル』シリーズがおかげさまで重版となりました!
ありがとうございます。
それにともないまして、共同製本、大村製本さんにて製本の見学をさせていただきました。
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5・6枚目の写真は型抜きの様子。
なんとこの型抜き、本のセットから機械の調節、カットまですべてがお一人の手作業という。
本当に感謝しかありません。
皆さんものづくりへの愛が溢れていました。
今回、立ち合わせでいただいてもう一つ嬉しかったことが。
僕が絵本をつくろうと思ったきっかけは、絵本作家の五味太郎さんとツペラツペラさんなんです。
たんけんハンドルの型抜き作業の隣で作られていたのはツペラツペラさんの絵本で、下のフロアでは五味太郎さんの絵本が作られていました。
勝手ながら僕が多大な影響を受けたお二組と同じ場所で同じ時間に本が作られている光景は、感慨深く、胸が熱くなりました。
これからもがんばります。

# by doughnut-official | 2020-09-30 10:00 | NEWS

ブログ再開のお知らせ

ブログ再開のお知らせ_f0148974_12502399.jpg
こんにちは!おひさしぶりです!
またははじめまして!
ワークショップのひでちゃんこと、やおいひでひとです。

ここ数年、こどもたちとのワークショップや研修などの報告はこども環境デザイン研究所のウェブサイトやフェイスブックなどで紹介していたのですが、今年から作家としての活動も精力的に活動していこうということで、ブログでの報告も再開しようと思います。どうぞよろしくお願いします。

まず久しぶりのご報告第一弾は、、

この春に偕成社さんより絵本を出版いたしました!!

『たんけんハンドル せんすいかん』
『たんけんハンドル くるま』
『たんけんハンドル うちゅうせん』 

の三冊です。
色んな人に、色んな場所で、楽しんでもらえたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m







# by doughnut-official | 2020-09-17 12:52 | NEWS

ウェブサイトオープンのお知らせ

こども環境デザイン研究所のウェブサイトがオープンしました!
つきましては、今後のワークショップのリポートやお知らせは、ウェブサイトとFBページに移行していきたいと思います。
これからもますますがんばっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

こども環境デザイン研究所WEB SITE



こども環境デザイン研究所 facebookページ


# by doughnut-official | 2017-11-18 17:06 | NEWS