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DONUT WORKSHOP REPORT

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「イベントから生まれるコミュニティの可能性」

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日曜日に行ったララガーデン川口さんでのワークショップからのリポートです。

今回、嬉しく、面白いと思ったのは、
通りがかりに声をかけてくれる子どもたちが何人もいたことでした。
上の階のアーケードから呼ばれたり、通りがかりに手を振ってくれたり。
面白いと思ったのはその子たちが、今日の参加者ではないということ。

参加の有無にかかわらず、「今日は帰るけど、またね。」と当たり前に挨拶をする、そういう距離感なのでした。

ワークショップでも、昔は、はいはいでお姉ちゃんにくっついていた妹が大きくなり参加してくれたり(今日は二組も)、
また別の子はプレゼント用に、お家でクリスマスカードを作ってきてくれたり、嬉しい関係がたくさんできてきています。

はじめましての出会いが嬉しいのはもちろんですが、毎月の開催だからこそ、積み重ねることで、参加者の皆さんと一緒に育ってていける魅力もあることを実感させてもらいました。

ご参加いただいた皆さん、今年も1年間ありがとうございました。

来年も楽しいワークショップをお届けできるよう頑張ります!
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by doughnut-official | 2016-12-21 09:54 | Comments(0)

「自分の時間に自分で責任をもつ」

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先週金曜日、コトリエ親子講座からのリポートです。
 
親子で遊びを楽しんでもらいながら、お母さんたちには、子どもの時間について、幼少連携などの話題も含めて、一つの視点をお話させてもらいました。
 
日本の学校教育というのは、基本的には、時間割で一日がすすみます。
学校の決めた時間割ですね。
他者との中で、社会の中で、一日の時間が組まれているということなのでしょう。
 
それもたしかに、一つの大切な視点だと思います。
ですが、自分が今日という一日を生きる、というのはそれだけではないように思います。学校の決める時間割ではなく、自分の時間割です。
 
幼少の連携というと、幼児期は小学校に入るための準備のように考えている人もいるようです。保育や教育現場の人でも。
が、僕はそこには疑問を投げたいです。
 
だって、幼児期まで小学校の準備時間にしてしまったら、子どもはいつ、自分で自分の一日を作ることを経験するのでしょうか。
 
幼児期という時間が、子どもの育ちの中で、自分の時間を自分で組み立てる経験の時間になるのか。
それとも、物心ついた時点で、誰かの基準に合わせて過ごす時間だけになるのか。
 
そんな話をしていたら、一人のお母さんが話してくれました。
 
「私、結婚して、家庭に入ってから一年くらいすごくモヤモヤしてたんです。でも、それって、いきなり毎日を全部自分で決めることになって。たぶん、そのことに戸惑っていたのかもしれない、と今思いました。自分の時間に自分で責任をもつのが、いつのまにかこわくなってたのかなって。」
 
コトリエ親子の講座では、親子で楽しく遊んでもらいながら、ほんの少し、こどもの環境を考えるきっかけに嬉しいです。
 
来月は、1月20日金曜日の10時半〜12時です。
ご興味ある方は、ぜひホームページも見て見てください♩
http://kodomokankyo.jp
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by doughnut-official | 2016-12-13 11:04 | 親子のWS | Comments(0)

子どもたちと絵の具を使う時に問われるもの と、一事が万事の話

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先週末は市内の親子講座にて、今週月曜は保育園でのワークショップでした。
どちらも絵の具でお絵描き。今日はそのリポートから。

絵の具は本当に面白い画材だとおもいます。
とてもよく表れるからです。
その人の思いやアイデアだけでなく、
身体の動きや、
気分や、
もっといえば、
どれくらい安心の中にいるかとか、
逆に抑圧の中にいるかとか、
そういうことが、表れます。

その色や描いた絵を心理的にどう見るかとか、そういう話ではなくて。
もっと単純に。

安心しているときは、アイデアも色々湧いてくるものですし。
落ち着いてないときは、それどころではないもので。
そんな時に、絵の具を紙にグシャってやれば気持ちいい。色と紙がもつ色んなルールを、自分の手で壊すことができるのは、たまりません。
そういう画材です。

なので、絵の具で自由に描こうというときは、大人の方に広い受け皿がないと、戸惑う道具でもあります。
子どもたちがワクワク描いてるときはいいですが、
子どもたちがワーッて解放しだしたときには、
「ちゃんとしよう!」
なんて、大きな声で注意をしてしまう。
これでは子どもにも、絵の具にも、理解が甘いと思います。

大切なことは、
じっくり、信じて、受け止める。
やっぱり、これだと思います。
表面上、言葉のの上で、どれだけ信じてるといったって、どこかで信じきれない人は、それがでます。
先に大きな声で止めちゃいます。
でも、それでは、その先で見れるはずだった、子どもたちの自身の、主体的な自己コントロールを見逃している。そして、見逃している人は、何年、何十年、保育や教育に関わっていても、ずーっと見逃し続けてしまいます。
ほんとに一回信じてるみるしかない。

なぜこんな話かというと、今回の保育園でのワークショップ。みんな最初は思いっきり絵の具でワー、ワーとなっていました。
発表会のあとだったそうです。
それが直接の影響かどうかは、本人たちにしかわかりませんが。(発表会がいるかいらないかの話も置いときます。)
でも、今日は開始からとにかくザワザワ。
最初の話も伝わらないくらいでした。
ただ、一つ見方を変えると、
今日の、このワークショップだから、結果も形も求められない時間だか。
子どもたちはそれも直感的にわかっていて、こういう反応なのかもしれない。
そう思ったら、ここでの僕の行動もさっきの二択です。

「ねえ!!話を聞いて!!しずかに!!」と大きな声を出して制御し、自分がもともと考えていたプログラムをおしすすめるのか。

それとも、
「とりあえず、今日は好きなように絵の具で遊ぼうか。」
といって、子どもたちの姿を受け止めてすすめるのか。

僕は後者です。
そうして、絵の具でワーッとスッキリとした子どもたちは、

自然と、自分たちのタイミングで、静かな造形に向かっていきました。
その静けさは、数分前までのガヤガヤ、ガチャガチャが嘘のように、ものすごく穏やかで。

あ、空気変わった。

と見ている大人たちも全員思うほど、わかりやすく。
自分たちの力で。
おしまいの片付けでは雑巾がけまで自分たちでしっかりやっていました。
満足していれば、命令や強制をしなくても、自分で片付けます。(写真右下)

子どもたちを動かすのは簡単です。
大きな声と、ストレスと、交換条件をつければ、
でも、動かさなければ、
子どもたちは、自分で動く。

今回もその姿をしっかり見せてもらいました。
やっぱり信じていたいものです。

こういうスタンスを受け入れてくれる保育士さんたちにも感謝ですね。
皆さん、ありがとうございました!
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by doughnut-official | 2016-12-10 11:44 | 幼稚園・保育園などのWS | Comments(0)