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DONUT WORKSHOP REPORT

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「絵に込められた思い」

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今日はお隣、草加市の保育園にて、3.4歳クラスと造形ワークショップ♩ペープサートを作って遊びました。

いきなりですが、この絵の女の子が持っている四つのプレゼントの箱、なにが入ってると思いますか。

中にはそれぞれ、ドキドキプリキュア、スマイルプリキュア、アンパンマン、トミカのおもちゃが入ってるそうで。
アンパンマンとトミカは弟へのプレゼントなんだそうです。

自分の好きなものと、弟の好きなものをプレゼントという形にしたんですね。

こんな思いの込もった絵を前に、上手か下手かとか、ハサミが使えているとか、そんな視点はナンセンスだと思います。

子どもの様々な表現を見て、

どんなことを想像しているのか。
どんな思いを込めているのか。

そのことに、保護者も、保育者も、ウキウキできるような、子育て・保育の視点が広がっていけばと思います。

そして、もうひとつ。

たった一枚の絵を前に、子ども達がどれほど豊かに想像を膨らませているか。

反対にいうと、こちらもどれくらい、子どもの絵や絵本の絵に対して真剣に想像を膨らませて見ているか。

そのことについても丁寧に心をかけていたいと思います。
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by doughnut-official | 2015-11-28 20:28 | 幼稚園・保育園などのWS | Comments(0)

「表現のはじまりとおわり」

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今日はこどものアトリエ、コトリエの様子からリポートです。

小学生クラスのなーちゃんは、コトリエでやりたいことを自分で考えてきます。
今日も、

「カバンを作る。」

そういって、材料探しからはじまりました。

型にするダンボール、ひも、テープ、布、糸と針etc

使えそうな材料を集めると、どんどんと作っていきます。

作りはじめるときに、

「どうやって作るか一緒に考えようか?」
と聞いてみましたが、

「大丈夫。」と一蹴。

途中で戸惑っている様子のときにも、もう一度、

「手伝おうか?」

と聞いてみましたが、これも

「大丈夫。」と一言。
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そうして作り続け、いよいよ完成という時です。

出来上がろうとするカバンを見て、

なーちゃんは、

「ニヤリ」

と笑いました。

誰に見せるでもなく、
一人静かに、ニヤリっと。

それはもう、めちゃくちゃ良い顔で。
見れて良かった。

表現って、結局のところこれが全てではないかと思います。

表現の醍醐味には、
表現したものを
誰かが面白がってくれたり、
喜んでくれたり、
そういう楽しみもいっぱいありますが。

そういう楽しさ嬉しさは、
気をつけないと時々、
自分を惑わせることもあり。
他人が喜んでくれるものと、自分の作りたいもののアンバランスをもたらしたりもします。

まずは、自分が作りたいものを作る。
そして、自身で、納得する。満足する。嬉しくなる。
もっといえば、自分のものさしや価値観を深めていく。

それが表現のはじまりであり、おわりだと。

なーちゃんのニヤリとしたほほえみ。
そして、作ったカバンを肩にかけて帰る背中を見ていて思いました。

子どもたち一人一人が、自身の表現に向かう場としてのコトリエ。

興味のある方はぜひ遊びにいらしてますください♩
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by doughnut-official | 2015-11-21 18:04 | Comments(0)

「地域の中で育つ子どもたち その街を作る大人たち」

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KOSHIGAYAてしごと市、たくさんのご来場ありがとうございました。
おかげさまで、ワークショップも大盛況でした♩
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素敵な手仕事のお店でにぎわう会場で、子ども達も自分で作ったり、楽しめる場所があること。
僕は良いなぁと、あらためて思いました。

地元の魅力的な市が、
大人達にとって心豊かなお買い物の時間が、

子ども達にとっても、
DSを片手に親の趣味に付き合う時間ではなくて、子どもにも子どもの楽しみがあり、親子ともに、満喫できる時間であること。

そして時々は、親子の趣味が重なる機会になること。

子どもが大人の仕事に憧れるきっかけになること。

こうしたことが、そのままこの街の風景につながっていったらと思いました。

最近は、フードコートや公民館のロビーで携帯ゲームをしている子ども達の姿をよく見かけます。

でも、これが街の風景になることには、やっぱり違和感をもっていたいです。

今の子どもやゲームを問題にしているわけではなくて。

その景色に何も思わない、大人の意識はなかなか問題ではないかと。

何も思わないのは、色々雑になってるからなのでしょうか。

あるいは、マニュアルやシステムが整いすぎて、自ら考えなくなったからでしょうか。

仕事に。

人に。

大人たちが丁寧に、それぞれの美意識やこだわりをもって、日々の暮らしや仕事をしていったら、つまり、街を作っていったら、こうした子どもたちの風景もきっと変わってくるのでしょう。

僕たちもがんばります。
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by doughnut-official | 2015-11-18 21:42 | イベントなどのWS | Comments(0)

「大人たちが捨てること」

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本日は、つるた保育園さん造形ワークショップからリポートです♩

年長クラスでは空箱や廃材を使って家を作って、遊びました。

僕は工作に関して、最初から作り方や使い方を教えないようにしています。

理由は色々ありますが、一番は子どもたちが自分で、自分なりの方法やアイデアを見つけると思っているからです。

今日はこの素材と、テーマから、こどもたちはどんなことを見つけるだろう?

そう思って楽しみにしていると、こどもたちは作品と、取り組む背中で見せてくれます。

家の組み立て方。

安定のさせ方。

どんなことをして過ごす家なのか。

誰が過ごす家で、間取りはどうしようか。

どこに建てようか。

どれも子ども達は自分で考え、表現していきます。

作り方を先に大人が決めないから、作り方は無限に広がっていく。

答えを大人が教えないから、どれもが発見で、どれもが正解になる。

そうやって想像の世界を膨らませ、試行錯誤し、表現していくこどもたちは、本当に魅力的。

大人目線で見たら、教育や保育に目的・ゴールはつきものなのかもしれません。

先周りして教えたら、もっと整ったものが作れることもわかります。

でも。

もしかしたら、子どもの近くにいる大人がそうした物差しを捨てることから、

言いかえれば、子ども達の力を信じることから、

子ども主体の豊かな育ちの時間がはじまるのではないかと思います。

つるた保育園の子どもたち、そして造形の時間をニッコリ見守ってくれる先生たち、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2015-11-15 01:32 | 幼稚園・保育園などのWS | Comments(0)