ブログトップ

DONUT WORKSHOP REPORT

donatsu.exblog.jp

<   2014年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

「保育士という仕事について、想像を膨らませ、視野を広げて考える」

f0148974_1851625.jpg
こんにちは!
今日の報告は、ホームタウンであります、埼玉県は越谷市の公立保育士研修会からリポートしたいと思います。

自分の住んでいる町の保育園の先生たちと共に学びあえるというのは、なんともありがたく、嬉しいことですね。約70名の受講者の中には、大学時代の仲間や後輩もいたりして、彼女たちは保育士として、僕は実践家の講師として、こんな風にプロ同士で再会できるというのもまた嬉しいものでした。

今回は、より身近な地域で関わらせてもらうことで、保育や教育の先につながる、「地域を作る」「社会を作る」というようなことをあらためて、実感したように思います。

なぜなら、
僕の研修を受けた先生たちがどんな気持ちで園に帰っていくか、
そして園ではどんな保育が行われていくか、
さらに園から帰ってきた親子はどんな風に過ごすか、
というような、つながりのイメージが、
自分の街である分、より具体的に、明確に浮かんだからです。

*****

保育士自身が成長を続け、視野が広がっていけば、
保育環境はますます豊かになりますし、
子どもたちはいっそうのびのび育っていくことでしょう。

親は、のびのびと育つ子どもの姿を見て、
または子どもの様子や見方を保育士から聞いて、
子どもへの理解がより深まり、子育てがいっそう楽しくなることでしょう。

そうしたら、きっと家庭の雰囲気もさらに温かくなって、
そんな家族がお出かけしたり、買い物したり、街にあふれていく。
そして、今度は同じ街で暮らしている人たち、つまり僕自身も、
そういう光景に嬉しい気持ちにさせてもらえるような気がします。

*****

少子化の問題が叫ばれる中で、
子育てがしやすい環境を整えていく動き、システムづくりというのは、もちろん大切なことでしょう。

ですが、もっと単純で大切なことがあるように思います。
それは、

素敵な親子のモデルが僕らの街や生活のシーンの中にあふれていて、
それをみて、子どもや、若者や、大人や、
色々な人が

「子どもっていいなぁ。」
「子育てっていいなぁ。」

と、感じることではないでしょうか。

単純すぎる考えかもしれませんが、
親子や子育てへの憧れの意識が社会に広がることは、
システムや環境を整えることと同じくらい、いや、それ以上に大切なことのように思います。

そして、そのきっかけの一つとなるのが、きっと保育士という仕事。

*****

保育・教育に携わり、先生とよばれるような仕事をしている人の中には、子どものことだけを考えていればいいと思っている人(無自覚・無意識のほうが多いかもしれませんが)は少なくありません。
しかし、これらの仕事の魅力、価値、役割はそれだけではないように思います。

一度じっくりと、
自分の普段の視野(子どもとの関わりや親との関わりなど)から、さらに想像を含ませて、自分の仕事はどんな風に社会につながっていくかということを考えてみる。

そうやって広い視野で捉えなおしていくことで、
保育者・教育者の考え方や専門的な知識・スキル、プロ意識もいっそう高まっていくように思います。

*****

研修はおかげさまで、
・もっと学びたい、来年もやってほしい
・各園にもきてほしい
・造形活動は大変な印象があったが、気軽にとりいれてみようと思った
・造形活動に苦手意識をもっていたが、自信がもてた
・自分の保育を見直すきっかけになった

などなど嬉しい感想をたくさんいただきました。
研修自体の内容については、また別の研修リポートで紹介しますね。
今日はホームタウンということもあり、「地域をつくる」「地域とつながる」といった視点からリポートさせてもらいました。

参加してくださった越谷の保育士さんたち、本当にありがとうございました(*^^*)
お互いがんばっていきましょう!
[PR]
by doughnut-official | 2014-07-29 18:16 | 研修会・講演 | Comments(0)

「自由な表現活動の土台」

f0148974_2245361.jpg
みなさま、すっかりごぶさたしておりました。
毎日暑い日が続いていますが、お元気でしょうか。
気づけば二か月ぶりの更新になってしまいました。
楽しみにしていてくださった方、すいません!
たっぷりためた分、色々と報告をしていければと思います。

おかげさまでたくさんの素敵な出会いをいただき、6月は新記録更新です!!
なんともありがたいことに、子ども達とのワークショップが13本
保育者の研修、保護者への講演が10本
さらに保育雑誌の撮影が2本
という怒涛のスケジュールでしたが、どれも本当に楽しくて、子どもたち、親たち、保育者たち、みなさんと、ドキドキ・ワクワクしながら過ごさせていただきました。
ありがとうございます。

ということで、各地でのワークショップを報告していきたいと思います。
まずは、年間で講師を担当させてもらっています、つるた保育園さんでのワークショップの模様から。

***
新年度、一回目だったので、まずは今年のメンバーが、色々な素材、方法を前に、一人ひとりがどんな反応を見せてくれるのか、そこからはじめていくことにしました。

のりものを描く、
f0148974_22463167.jpg
お花を描く、
f0148974_2247182.jpg
好きなように描く。
f0148974_22472761.jpg
カメラを作る、
f0148974_2248119.jpg
動物とお家を作る、
f0148974_2248171.jpg
思うままに作る。
f0148974_22491983.jpg
さらには、
膨らんだ想像の世界で、さらに友達とごっこ遊びをしたり、
f0148974_22501853.jpg
黙々と描き続けたり、
f0148974_22514136.jpg
ごっこ遊びのあと、また戻ってきて作ったり、
f0148974_2252381.jpg
色々な姿を見せてくれました。
f0148974_232366.jpg
f0148974_2332379.jpg
f0148974_2355590.jpg
それぞれが自分の興味・関心を見つけ、表現していく子ども達と、
それを受け入れて、寄り添って、一緒に楽しむ先生達です。
新年度、一年間思いっきり楽しむ準備はバッチリのようでした。

****

子ども達が思い思いに自分の好きな素材と方法を選んで表現する。
その行動の背景の一つには、ここはそれらが受け入れられる空間だという共通認識が、
子どもたち、先生たち、そして僕の中にあるからなのだと思います。

自分の好きなアイデアを描く・作るというのも同様で、
ここにはどんなアイデアを形にして、ときに失敗しても、否定されないという共通理解があるからなのだと思います。

自分の好きなペースで表現の時間を過ごせるというのも、そうです。

なぜ受け入れられるかというと、
子ども達一人ひとりの考える力や表現する力、自ら育つ力を信じているから。

受け入れられることの共有とは、いいかえれば、安心です。
今年も一年、ひとりひとりが安心の雰囲気の中で、じっくり、たっぷり表現の時間を満喫してもらえればと思います。
つるた保育園のみなさん、新年度もよろしくお願いいたします(*^^*)
[PR]
by doughnut-official | 2014-07-17 23:14 | 幼稚園・保育園などのWS | Comments(0)