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DONUT WORKSHOP REPORT

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「未完成がもっている創造性」

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越谷は増林にて、親子遊びのワークショップでした。
こちらは、地域の婦人会さんが主催している子育てサークルで、毎年数回呼んでいただいています。
ここでいつも感じさせてもらうのは、スタッフさん、ママさんたちの中にちゃんと共有されている、子ども達への理解。

どんなことかというと、この空間。子どもたちは、
走るもよし、
作るもよし、
踊るもよし、
歌うもよし、
泣くもよし、
何でもOKなんです。
そのすべてに、大人のみんなが焦らないし、困らない。優しく、穏やかに受け止める。
そんな雰囲気が素敵なこのサークルです。
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ふだんの親子の生活の中では、いつでも、どこでも子どもの気持ち中心とはいかないし、それでは通用しない場があるというのは、自然なことだと思います。
だけど、この場所は子ども中心でいてもいい。
どこまでも我が子の興味•関心に寄り添っていられる。
そんな思いに包まれて、子ども達とのんびり、ワクワク、遊ばせてもらいました。

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今回は、新聞紙が乗り物に変身しましたよ。
たった一枚の新聞紙が、飛行機になり、空港になり、想像の世界を膨らませていく。
その子どもたちのもっている想像力の豊かさを、ママたちにも感じてもらいました。
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アナログなおもちゃや絵本、それらにはシンプルだからこそ、自分の想像を働かせる。
未完成だからこそ、自分の想像で補完できる。
そんなクリエイティブな活動としての魅力があるように思います。

その魅力は、既製品のおもちゃ、スマホで見る動画の面白さとは質が違う。
それを大人たちはあらためて確認する必要があるのかもしれないと思うこの頃です。
創造性溢れる遊びの時間を、こらからも親子でたっぷり過ごしていってくださいね♪

マッシークラブの皆さんありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2013-09-30 12:45 | 親子のWS | Comments(0)

「子ども×若者×地域の可能性」

来週日曜日、越谷は文教大学にて開催する公開フォーラムに出させていただきます。
コンセプトは子どもと地域と若者のリンクだそうです。地域の魅力的な大人たちにとっても、学生さんたちにとっても、楽しいフォーラムになると思いますので、ご予定あいている方はぜひ遊びにいらしてくださいね♪
詳細は次の通りです。

「子ども×若者×地域の可能性」
 
子どもと関わる活動をしている人も、子どもと関わる仕事に興味がある人も、様々な立場の専門家と考える子どもたちと僕たちの「次の一歩」

◇日 時:2013年10月6日(日)13:00 ~ 17:00
◇場 所:文教大学越谷キャンパス12号館1階(東武伊勢崎線「北越谷」駅徒歩10分)  
◇対 象:・子ども・若者・地域に関する活動に興味のある人
     ・「学校教員」「保育士」「公務員」「NPO」を目指す人
     ・学校教育/社会教育/児童福祉などの関係者   など
◇参加費:無料

13:00~ イントロダクション
13:15~ 「子ども×若者×地域の可能性」
      青山鉄兵さん
     (文教大学人間科学部講師・国立青少年教育振興機構客員研究員)
13:45~ 「子ども×若者×地域」を考える4つの視点
     ①放課後×居場所
      矢生秀仁さん
     (こども環境デザイン室代表・放課後子ども教室コーディネーター)
     ②障がい児×遊び
      中村亮一さん
     (障害者余暇支援ダンデライオン主宰・川口太陽の家)
     ③家族×NPO
      油科正吾さん
     (NPO法人正讃会 児童発達支援・放課後等デイサービス ひこうせん代表理事)
     ④学校×コミュニティ
      出口寿久さん
     (文部科学省 初等中等教育局参事官付 学校運営支援企画官)
16:00~ クロストーク(各ゲスト、フロアをまじえたディスカッション)
16:45~ ラップアップ(フォーラムのふりかえり)
(※終了後、自由参加の懇親会を予定しています)
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by doughnut-official | 2013-09-26 00:59 | NEWS | Comments(0)

「雨の日の約束」

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こんにちは!
朝夕は少しずつ秋らしくなってきましたね。

更新があいてしまいましたが、夏の仕事もやっとひと段落。また皆さんに報告していこうと思います。

今回は、毎月させていただいている、ショッピングモールでのワークショップにて。
嬉しくも、さみしく、素敵な出来事があったのでその話を紹介したいと思います。

商業施設という、普段の現場とはすこし異質な場所であっても、毎月やらせていただいていると、参加者さんの中にはこれを楽しみにきてくれるという人も少しずつ増えていき、関係が生まれていきます。
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その中でも、とくに一番付き合いが長いのが、A君でした。
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彼は二年以上前から毎回ずっと、このワークショップにきてくれていて、時にはお客さんなのに「ひでちゃん、準備手伝おうか?」と気づかってくれたり、僕が準備で忙しくお昼ご飯を食べれなかったときには差し入れをくれたりということもありました。
僕に
「ショッピングモールのイベントは、ただの工作イベントなんかじゃないぞっ。
ここはもっともっと可能性がある場所なんだよ。」
と教えてくれた人です。
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そんな彼が先月のワークショップにきてなかったので、どうしたかなぁと思っていたら、今回は来てくれました。
「ひでちゃん!」
声を聞いて、振り返ると、心なしかいつもより少し元気のなさそあな彼がいました。

でもまぁ気のせいかな、なんておもいながら、「先月はいなかったからさみしかったよ。今日もいっぱい作ろうぜ!」と言って、ワークショップをはじめました。

そうしてワークショップ終了後、
いつもなら「また来月ね!バイバーイ!」ニコニコしながら帰るAくんが、真面目な顔で僕を呼び止めました。

「ひでちゃん。」

なんだろうと思っていると、お母さんがA君の背中を優しくおしました。
「ほら、自分で伝えなきゃ。」

一呼吸あって、A君。

「僕ね、野球はじめたんだ。
だから、これからは雨の日しかこれないんだ。
でも、雨のときはくるからね。
今までありがとう。」

先月会えなかったのは、そういうことだったのかと納得しながら、彼が自分の新たな楽しみ、目標を見つけたんだなと思うとすごく嬉しくなりました。
同時に、もう会えないのかと思うと、一気にさみしさもやってきて。
まさかこの場所でこんなにさみしい気持ちを味わうなんて思ってもいませんでした。

でも彼の新たなスタートに、さみしい顔なんてしてる場合ではありません。

僕は、ちょっとお腹に力をいれて答えました。

「そっか。さみしくなるけど、おめでとう!
野球、がんばってね!これからは、雨の日が楽しみになるよ。」

そしたらA君もにっこりわらって一言。

「僕も。」

最後はお父さんとお母さんと三人ならんで丁寧に挨拶をしてくださいました。

出会いがあって、
変化があって、
別れがくる。
それは、とてもさみしいけど、とても素敵なことだと思います。

そして、それは、どこにいても、どんな形でも、生まれるし。
そんな風に人は出会える。

Aくんは、僕に教えつづけてくれました。
Aくん、本当にありがとう。
またやろうね。

野球チームのみんなには悪いけどお願いしちゃおう。
ワークショップの日は、時々でいいから雨が降ってくれますように。
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by doughnut-official | 2013-09-16 08:32 | コラム・エッセイ | Comments(0)