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DONUT WORKSHOP REPORT

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「つながり」

今日は前回のリポートで伺ったつるた保育園の主任先生からすごく嬉しいメッセージををいただきましたので、ご紹介しようと思います。

「国の方向性がどう変わろうとも、決して変わらないもの・・・
それは、子どもたちの笑顔と育ちだと思います。
その育ちを保証していく、守っていくのが私たちの仕事。

それを今回の矢生先生の研修で再確認できたように思います。
子どもたちの『できた』、『できない』の結果にこだわらず、そこまでの子どもたちの育ちをどれだけ大切にできるか・・・
そのお話を職員にしていただけたのは本当に貴重であったと思います。」

こんなメールをくださいました。

結果にこだわらず、プロセスをいかに大切にできるか。
そしてそのプロセスの大切さをいかにして、親達に伝えていけるか。

このことに、心を向けて日々の保育をがんばっている先生達がいるということは、とても頼もしく、また僕自身も力をいただきます。

場所は違えど、子どもたちへの思いは一緒。
離れていても、こころの根っこはつながっています。

色々な考え方をもつ親ごさん達との間で、上司やシステムとの間で、日々葛藤しながら、このブログを励みにしてくだっさっている先生達と、少しでもそのことを共感しあえたら嬉しいです。

それぞれの場所で、それぞれにできることをがんばっていきましょう(#^.^#)
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by doughnut-official | 2012-10-30 08:25 | コラム・エッセイ | Comments(0)

保育士研修「目に見えないプロセスの大切さ」

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はっ!少し気を抜いたら、一週間ぶりの更新となってしまいました。
コツコツお伝えしていかなくっちゃ。

さて今日は栃木県はつるた保育園さんでの職員研修をリポートさせていただきます。

こちらの園ではふだんから廃材を集め、材料コーナーを教室に常設し、子ども達が好きなときに作って遊べるようにしているとのことでした。
子ども達一人ひとりがそれぞれの気分で、それぞれのタイミングで「作りたい!」と思ったときに作れる環境があるというのは、素晴らしい環境づくりだと思います。

こんな風にすでに子ども達ののびのびとした土台がある園さんでしたので、今回は先生たち自身にもたっぷりと遊びの「プロセス」を感じてもらいながら、子ども達の目には見えない心の動きや、想像するアイデアの面白さについて共有しあいました。
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「プラスチックのケースを指でおしたら音が鳴るのが面白かったので、これをボタンにしてレジスターを作りました。」
とA先生。
素材に触れ、音のなる面白さからアイデアが生まる感覚です。

「はじめは車を作ろうと思ってガラクタをくっつけていたのですが、途中でカメラが浮かんじゃったので、カメラにしました。」
と、こちらはB先生。
最初のアイデアが制作途中でも変化する柔軟性、ものづくりの気軽さ・楽しさです。

まるで子どものような気づきや、手順。
先生達の気づきを聞いていると、それだけで普段どんな風に子ども達を見て、どう受けとめて面白がっているか、その視点の幅の広さが伝わってきました。


一般的に子ども達の制作の場面において、大人達が子ども達を「作る子」「作らない子」という二つにわけて見ていることは少なくありません。

ですが、その「作る」の姿の中には、
最初から思った通りに作る、途中でプランを変更して作る、友達のアイデアに共感して作る、、色々あるんです。
「作らない」もそう。
じっくりアイデアを考えているから作り出さない、イメージがわいてないからつくり出さない、もう少しみんなの様子もみていたいから作り出さない、、色々あるんです。


子どもの数だけ思いがあって、子どもの数だけ心がある。
だから、そんな子ども達一人ひとりを前にして、
いかに大人が自分の感覚にあてはめてみないかが大切。
一人ひとりを受け止めて、一人一人に返していきたい。


そんなことを先生たちと確認しあいました。そして、、

この目には見えないプロセスの価値をしっかりと親御さんに伝えていくことこそが、
子どもたちがこれからどんな教育観の中で育ちの時間をはぐくみ、どんな未来を描いていくかの、大きな鍵になるのではないかと。
そんなことを伝えさせてもらいました。

予定二時間のところが、なんと三時間にまで延長した研修会。
先生たちとの思いが響きあったからだと思います。

現場だからこそできること。
外からの支援だからこそできること。

協力しあって、ますます素敵な保育環境を作るお手伝いができたら、僕も嬉しいです。
つるた保育園さん、ありがとうございました。
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by doughnut-official | 2012-10-27 12:55 | 研修会・講演 | Comments(0)

「夢の学校」

学校という場所が。

子どもたちにとって、学ぶのにも遊ぶのにも、めちゃくちゃ楽しくて、「帰りたくない!」って思えるような場所にしようと、本気でやっている学校の先生ってどれくらいいるんでしょうか。

「あなたはそういう気持ちで仕事してますか?」

って質問したら「はい!」って返事できる人どれくらいいるんでしょう。
他の世界だったら「はい!」って言えるくらい気合い入ってなきゃプロとしての仕事は成立しないだろうに。
実際色々な現場にいってみると、
先生といわれる仕事は、相手が子どもだからなのか、
どうも手抜きや惰性で日々をやっている人もけっこういるように思えてなりません。

「長期休みなんてつまんないよ!先生、学校やって!」
って子ども達が言いたくなっちゃうくらいの学校づくりを、
ほんと、がんばってください。

僕も協力できることは全力で協力します!
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by doughnut-official | 2012-10-19 23:31 | コラム・エッセイ | Comments(0)

お絵かきWS「秘密の学校改造設計図」

今日は越谷にある、城の上小学校さんの放課後子ども教室で行ってきたワークショップのリポートです。

「秘密の学校改造設計図を描こう!」

城の上小学校はまだ新しく、とても綺麗な校舎でした。
その印象をうけて、今回は自分たちの好きなように学校を改造してしまおうという秘密の設計図を描きました。
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みんなのアイデアはというと、
見ためにもおしゃれで座り心地のよい椅子と机を備えた教室という実用的な設計から、好きなように遊べる・学べる教室、おばけ教室、恐竜時代にタイムスリップする教室、などなど盛りだくさん。
こんな学校だったらお家に帰らなくなっちゃうかもしれませんね。笑

子ども達が自分達自身で考える、学びや遊びや生活の空間。

こういった計画をほんとに実現できるわけではありませんが、それでも、ほんの少しでも近づいて、学校という場所がもっともっと夢と学びに溢れた場所になるといいなと思いました。

と他人事のようにいってはいられませんね。
それを実現するために、がんばるべきは僕ら大人達。
先生も、親も、街の大人も、みんなでがんばっていきましょう!

参加してくれたみんな、そして呼んでくれたコーディネーターの山田さんはじめスタッフの皆さん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2012-10-18 18:12 | 小学校などのWS | Comments(0)

工作WS「ビックリおばけをつくろう!」

恒例となりましたララガーデン川口さんでの親子工作ワークショップ。
今回はハロウィンということで、お化けの人形をつくって遊びました。
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今日はいくつかのエピソードをオムニバスで紹介しようと思います。
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「まだ間に合いますか~!!」

ワークショップ開始からしばらく経った頃、
一組の親子さんがかけこみでいらっしゃいました。
お顔を見ると以前にも参加してくださったお客さん。

「三時からでしたよね。お買い物してて、気づいたら遅くなっちゃって。」
すごく急いで来てくださったようで、少し息をきらしていました。
その姿だけでもこの企画を楽しみにしてくれていたのが伝わってきます。
もちろん大歓迎で参加していただきました。

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今度はお昼休み。
フードコートで席をとり、ご飯を買って戻ってくると、隣の席には見慣れた親子さんが。毎月参加してくれている常連さんです。

「ほら!やっぱりこれひでちゃんの荷物だった!」

なんとテーブルに置いてある荷物をみてわかったのだそうです。
小学校の話などをしながらランチを楽しく過ごさせてもらいました。

*******
嬉しかった再会の話をもう一つ。
先月から参加してくれている別の親子さんは、メインで参加するのは4歳のお兄ちゃんで、その周りを歩き回って遊んでいる妹ちゃんが一歳でした。
一カ月という時間の中でも、妹ちゃんの歩き方、体の使い方には確かな成長が見られて、見ていると僕まで幸せな気持ちになりました。
「成長してますねぇ。」
「わかりますか、そうなんですよ♪」
話しながら、お母さんと一緒にその成長ぶりを喜ばせてもらいました。

*******
ワークショップが終わるときにも嬉しい場面がありまして。
自分たちの作った人形をきっかけに、初めましての子ども達が遊びはじめました。
すると、それを見たお母さん達の間にも自然と笑顔や会話が生まれていました。

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一つ一つは小さなやりとりですが。
僕と参加してくれた人たちの間や、参加してくれた人たち同士の間に、
ほんのすこしだけど、関係ができていくのを実感させてもらっています。

ここには、学校、保育園、公園、公民館、お店、そういう場所のカテゴリーに関係なく、
人が集まり、出会う場所には、ほんの少しのきっかけで温かなコミュニティが生まれ、さらには子育てを共有していけるんだという、ノーボーダーの可能性があって。
そして、参加してくれる親子のみなさんが喜んで、たくさんの人が参加してくれることにララガーデンさんも喜んで、このような機会をもらえる僕も嬉しくて、そういうみんな嬉しい素敵な関係があって。

これからも本当に楽しみで、ありがたい場所です。

参加してくれた皆さん、そしてララガーデン川口さん、本当にありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2012-10-15 07:03 | イベントなどのWS | Comments(0)

「学びのタイミング」

こんにちは。
少し久しぶりの更新になってしまいました!
皆さん連休はいかがお過ごしだったでしょうか。

さて今日は越谷コミュニティ協議会主催の子育て講座によんでいただいたリポートです。
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みんなでたっぷりと絵の具で遊びつつ、ママたちには少しだけ子ども達のことをお話させていただきました。

今回のテーマは、子どもたちの幼児期の勉強について。

最近は幼稚園だけでなく、保育園でも目に見える特色で園の成果を出そうとする園が増えてきたそうです。

字が書けたり、簡単な計算ができるようになる。
体操や跳び箱ができるようになる。
お行儀がよくなる。
etc

こういうようなことができるようになれば、一見子どもは成長したように見えるかもしれません。

でも、そこには一つ注意して、意識しておかなければいけないことがあると思います。


それは、技能の獲得や課題のクリアに対する評価は、その子のありのままの性質や性格、成長をほめているのではないということ。


課題がクリアできるから、ほめられる。
できないから褒められない。
これは能力に対する評価なんです。

「できなかった時はちゃんとフォローをしている。」という人もいるかもしれません。
でも、子ども達はそれがフォローであるということすら気づいています。

自分が他人よりできなくてフォローされていると。

これから色々な土台を作っていこうという幼児期に、
「できれば認められる」
「できなければ認められない」
という二者択一の雰囲気の中にいることは相当つらいことだと思います。


子ども達はどんな課題でも素直にがんばるものです。
大好きな親や先生が喜んでくれるなら。笑顔いっぱいで。


でも本当は、、、


まずは自分が何かをできるできないじゃなしに、ありのままを認めてほしい。
大好きっていってほしい。


それが本音じゃないかなぁと思います。


教育や保育というのものを考えた時。
幼児期というはじまりの時間に、
小学生みたいなことをできるようにさせることが、子どもを育てることなのでしょうか。
大人みたいなことをできるようにさせるのが子どもの育てることなのでしょうか。

僕は子ども達を見ていると、一歩一歩成長するその時々に、その人その人にふさわしい学びがあるのではないかと思います。

子どもの学び。


人間の学び。


丁寧に丁寧に考えていきたいものです。

コミュ協スタッフの皆さん、参加してくれた皆さん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2012-10-09 18:27 | 親子のWS | Comments(2)

「おやごころ」

昨日、ママになり子育て中の友人からいきなりのメッセージをいただきました。
こんなことは初めてだったのでびっくりして、すごく嬉しかったです。

さて、そのメッセージ。
読んでいるとママとしての正直な気持ちが伝わってきまして。
そのリアルさが、きっとこれを読んでくれたどこかのママの力にもなれるんじゃないかと思って、
友人に載せていいか聞いたところ、快くOKをもらえたので、早速紹介させてもらうことにしました。
それではどうぞ。
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突然ごめん!
ブログ読んで、なんかホッとしたよー ありがとう!
最近娘と児童館とか支援センターに行くんだけど、楽しい反面いつの間にか他の子と比べてしまう自分がいて。
まだ赤ちゃんだから絵が上手い下手とかそんな大人な比べっこじゃないけど!笑
いやぁー、危ない危ない!
今しかできない子育て、どーんと構えて楽しまなきゃね♪
また明日から楽しい毎日を送れそうだよ!
コメント入れたかったんだけど長文なのでメッセージでごめんねー!

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いつも色々な親子の方たちと出会わせていただいていますが、
出会い、そして発信していくことが、友人にとっても力になれているんだなぁと実感すると、
それはまたありがたいし、嬉しいことでした。

僕がこの友人を素敵だなぁと思ったのは、自分の反省も気づきも全部正直に認められちゃうところ。
自分のことを素直に振り返ったり、反省するってことは、大人になればなるほどできなくなるような気がします。
だけど、わが子を思ったときに、こんなにも明るく反省できる。前向きになれる。
素敵な母ちゃんだなぁと思います。

うまくいったり、反省したりを繰り返しながら、
僕自身ももっともっと学び続けていきたいと思います。

Aママ、ありがとう!!
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by doughnut-official | 2012-10-03 20:01 | コラム・エッセイ | Comments(0)

「特別支援のコミュニケーション講座」

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昨日は埼玉県越谷市で、施設の支援や障害がある子ども達の余暇支援をしている学生さん達の育成講座に呼んでいただきました。

今回の講座では障害がある子ども達とのコミュニケーションを中心に、話は広がって、遊びや学習のこと、学校のことなど色々なお話をさせていただきました。
講座を通して少しでもみなさんもの中に共感や気づき、逆に疑問やモヤモヤなど、色々な発見が生まれてくれたら幸いです。

具体的な方法については長くなってしまいますので書きませんが、今回の講座でとくに伝えたかった根っこは、


コミュニケーションにも、教育にも、保育にも、


決まった答えはないということ。


なぜならその方法は出会う子ども一人一人によってちがうからです。


人も組織も、知識と経験が増えていくと次第に一つの答えができていきます。それが学問やマニュアル、理論や常識といわれるものでしょう。


だけどそういう答えを自分で見つけた時や、他人からもらった時こそ、要注意な時でもある思います。


答えを持つと、なんでもその答えに当てはめて、安心したくなるし、
さらには、自分が安心するためにその答えを守りたくなるからです。
安心は、新しい思考を止め、変化や成長を止めます。

なんだか抽象的になってしまいましたが、
一つ具体的な場面をいうと、自分の答え(方法や理論)が通じない子どもに対して
「この子がまちがっている。」「この子に問題がある。」
と子どものせいにして、自分自身の考えや能力は伸ばそうとしない大人、いますよね、、
これでは本末転倒です。


今、一生懸命悩んでいる学生のみなさん、これからもその姿勢でいいんだと思います。
たっぷり考えて、悩んで、光が見えて、また考える。
そんな風に、自分達の今の活動や将来の現場で、楽しみながら学びながら成長し続けていってください。
僕もそうしていきます。

参加してくださった皆さん、そして呼んでくれた縁の下の力もちの皆さん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2012-10-01 23:07 | 研修会・講演 | Comments(2)