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DONUT WORKSHOP REPORT

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カテゴリ:小学校などのWS( 48 )

「自信が作る、気力と体力と成長」

こんにちは。
いよいよ今年度もあとわずかですね。思いっきり満喫していきましょう!

さて今日は、こちらも通年で関わらせていただきました、フリースクールりんごの木さんからリポートしたいと思います。

この一年、ワークショップを通して、自分を表現する色々な方法に出会ってもらえたらと、色々な提案をさせていただきました。
その中で、「方法との出会い」ともう一つ、僕が毎回共通のテーマにしていたことは、表現から生まれる自信づくりでした。
自信づくりというとカタイですが、要は自分のことを「私って、けっこう素敵じゃん。」
と実感できる経験です。

自分の好きなことや考えたことを表現して、それが自分で思うようにいったときは、
そんな自分を少し誇らしく思えるものですよね。
さらに、それを周りにも認めてもらえたら(評価とは違います)、
もっと嬉しくなって、ますます自分のことが誇らしくなります。
僕はそういう二つの経験の積み重ねが、自分を信じること=自信をつくるように思います。

今回、こちらのフリースクールでは、一年という時間をかけ、
子ども達が自ら自信を作っていく姿とそのプロセスをあらためて見せてもらいました。
そのことを、一人の女の子の様子から紹介したいと思います。

以前にもリポートした女の子の話です。
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彼女が最初に僕のワークショップに参加したのは、6月のこと。
その当時は「わたし、絵は下手だからイヤ。」といっていました。
僕がよく覚えている場面としては、
最初の一枚目にはハートを書き、その次の紙に丸を描いたら、それがすいかにみえたようで、「よっし、すいかを描こう」といって描きはじめたのですが、
少し色をはみだしとたん、
「わたし、下手。やっぱり、やめた。」
という感じ。
それから何回かは、少し参加をしてみるものの、すぐにやめるというのを繰り返していました。なので、僕も焦らず、「やらない」「やめる」という判断も含めて、彼女自身の判断に対して、安心してもらえることに専念しました。

それから少しずつ関係ができていき、安心がつくられていくことで、だんだんとじっくり参加する場面が増えていきました。

そして秋のリポートのときです。
彼女は本当は絵を描くのが好きなこと、
そして嫌いになった理由は、一年生の時に担任の先生に自分の描いたバッタを
「なにそれ?」
といわれたからだということも話してくれました。

その子が、さらに二か月たった昨年末、描いた絵がこれです。
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半年前、小さな画用紙に描くことにさえ消極的になっていた彼女は、
1m×1m以上もの大きさの板に一人でクリスマスの風景を描いたのでした。

さらに、新年の書き初め。
ここでは、書き方、内容にこだわらず、思うままに筆と墨で書くというきっかけにも出会ってもらえたらと自由に行いました。
そこで彼女が半紙にまず書いた言葉は、

「わー」

これは、彼女の口癖です。
自分の口癖をかいた彼女は、さらに好きな「ぽてと」と「ぷよぷよ」と自分の名前を「ちゃん」づけで書きました。
自分の「好き」を思うままに書いて、名前を記す。
それも「ちゃん」をつけて。
このことにも、彼女の自信がうかがえるようでした。
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そして、先日。
彼女の自信は、フリースクールの教室を飛び出し、真っ白なゲレンデで、大きな力を発揮したのでした。

それは今年の残りわずかな時間、子ども達とより関係を深め、ワークショップのいっそうの充実にも結びつけばと、参加させてもらったスキー旅行でのことです。

スキーが人生初体験の彼女は、緊張しながらソロリソロリとすべっていました。
もちろん初めてですから転びます。
そして起き上がるのにはすごく力がいるし、
すべるにも最初は体の使い方がわからないから、余計な力が入ってしまいすぐに疲れてしまいます。
それでも、起き上がり「やる!」といって、またすべっていました。

そうして一時間くらいしたところで
「スキーはもう終わりにして、キッズコーナーで遊んでくる!」
と言いました。
スキーをぬいで、キッズコーナーに向かう彼女。
僕は内心、夕方までキッズコーナーで遊んでいるのかなと思いました。
(そのことをダメだと思ったり、そんな彼女にネガティブな印象をもったわけではありません)

しかし、それから一時間後、
なんと彼女はスキーをはいて戻ってきたのでした。
それもさっきよりすべれるようになって。
聞けば、キッズコーナーでもスタッフの方と練習したのだそうです。
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初めての挑戦で、自分の思うようにもいかないし、疲れもある。
にもかかわらず、「もっとやりたい!」
と思った、
その思いのプロセスを言葉にするならば、
すべれるようになる自分の姿をイメージできて、そんな素敵な自分を信じることができたから、
「もっとやりたい!」と思えたのでしょう。

最終的に彼女は、リフトにのり、上から滑ってこれるようになりました。

*****

自分を信じる。
自信。

僕は自信ってすごく大切なものだと思います。
それは、「何かの能力が他の誰かよりも自分のほうが優れているから、自分は素敵なのだ」という、
比較からくる自信ではなくて
ありのままの自分を「好き」と思える、そういう意味での自信です。

何ができても、何ができなくても
「自分のことを好き」と思えたら、その子はきっと大人になってからも幸せに生きていける、
そう思うからです。

でもこの一年、彼女やりんごの子ども達を見ていて教えてもらいました。

自信というのは、ありのままの自分を好きでいることだけでなく、
新しいことに一歩を踏み出す勇気や、
それがちょっとくらいダメでも続けられる体力、
そして、さらに素敵な自分への成長を作る源になる。
ということ。

りんごの子ども達。
今の子ども達も好きですが、いっそう魅力的に成長していくことを、僕も楽しみに信じています。

一年間、本当にありがとうございました(*^^*)
そしてこれからもよろしくお願いします。
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by doughnut-official | 2014-02-21 22:37 | 小学校などのWS | Comments(3)

「親も学び続ける、育ち続ける」

さて今回は越谷にある明正小学校のPTA合同イベントからのリポートです。
夏に越谷コミニュティセンターにて担当させていただいた空のある街のご縁が広がり、
こちらの小学校でもワークショップをさせていただくこととなりました。

1年生から6年生まで、総勢100人を超える子どもたち&親たちが集まり、身近な廃材から生まれた世界、ガラクタワンダフルワールドを作りましたよ。
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作品たちは一つ一つが魅力的で、発想の視点も、形にする方法も、それぞれに違います。そして一つだけ、確実な共通性をもっていました。
それは作っている時の真剣さが作品にもたらす熱量です。

参加者の男子、G君が最後にいってくれました。

「今日、超楽しかった!!!!!」
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自分自身の想像と表現を生み出す時間と、仲間たちと作り出す空間が、
超楽しい。
今回のイベントで、このことに勝る成功はないように思います。
他にもたくさんの姿を見せてもらえて、そして言葉をもらえて、僕にとっても、超楽しい時間となりました。ありがとうございます。
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***

またこちらのPTAには、親父の会があり、父ちゃんたちは力をあわせて「明正タワー」を完成させていました。
「何を作るか」の話し合いからはじまり、自然と役割を分担して、本気で作る父ちゃんたちの背中は、子どもたちにもピカピカ光って見えたことでしょう。
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***

そんな父ちゃん・母ちゃん達との打ち上げの話も面白かったので、
そちらも少しだけ紹介したいと思います。
自分達で作ったタワーの話になると、父ちゃんたちは口々に言い始めました。
「あそこ、よく見ると、~になってるんですよ。」
「こっちは…だよ。」
「作り切れなかったけど、本当は~にしたかったんだよ。」

自分達の作ったタワーに補足や解説をくわえていったんですね。
その時の、話をしている表情の輝きは子どもたちのそれとまったく変わりません。
聞いていると僕までウキウキした気持ちになりました。

だけど、子どもたちと違うところがあって、
それは子ども達の方が、そうやって語れる言葉がまだ少ないということです。

だから僕からも一言、伝えさせてもらいました。

「子どもたちも同じように、いろんな考えや気持ちがあって、あの作品達を作っていたんだと思いますよ。たとえあの時間で思うように表現しきれなかったり、それをあとから言葉で説明できなかったとしてもね。そんな思いのこもった作品や気持ちを持って帰ってきたお子さんに、父ちゃん達はどんな声かけます?」

と。皆さんじっくりと聞いてくれていました。

***

子どもたちの表現の中にも、父ちゃん達が話してくれたここと同じように、目だけでは見えてこないストーリーがあります。心があります。
それをそばにいる大人が見ようとするのか、
それとも形だけを見ようとするのか、
それによって
「素敵だね。」とか「よくできたね。」とか「今度はもっとがんばってみよう。」とか、
子どもに伝える言葉は同じでも、
伝わる心は大きく変わってくるのだと思います。

***

また、役員さんとの打ち上げにご一緒させていただいて、素敵な親たちだなぁと思ったことの一つに、父ちゃんたちの姿勢がありました。
どの方もみなさん
「わが子にかっこいい姿を見てもらいたい。」
「自分も子どものことを学びたい。」
という思いを持っているんですね。

なので僕が子どもたちのことについてお話しさせてもらっても、
「今までの自分にはなかった視点だよ。」
なんていいながら素直に聞いてくれたり、
「俺たち、今度はどんなことができるかなぁ。」
と想像を膨らませたりして、大盛り上がりでした。

こんな風に、親になってなお、自分自身も親として育っていこうという姿はとても魅力的ですよね。
打ち上げでも楽しい時間をありがとうございました。

おかげさまでご好評いただき、早速年明けには第二回開催が決定いたしました!!
来年度には家庭教育学級もはじめるそうで、また色々とお力になれれば幸いです。
次回もとびきりワクワクするワークショップを届けさせてもらいますからね♪

明正小PTA役員のみなさん、そして子どもたちのみなさん、素晴らしい出会いを、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2013-11-18 18:11 | 小学校などのWS | Comments(2)

「~したい。だから育つ。」

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こんにちは!
今回のリポートは、フリースクールりんごの木さんでのワークショップです。
三回に渡って絵を描くワークショップをとのことで、第一回目の今回は、まずはたっぷりと自由に描いてもらいました。

思い思いに楽しんでいくれた様子の中から、1人だけ紹介しようと思います。
短い時間で、五個もの作品を作った14歳のAくんです。

彼は二時間のあいだ黙々と作品を作り続け、終わると大きな息を吐き、顔をあげて静かに言いました。

「集中したぁ。」

その表情は、全身を熱気おびた血がかけ巡ったかのように、ほんのりと頬が赤らみ、目は潤い、まるで本当にキラキラと光っているような、そんな顔をしていました。

そして、完成した絵を僕のところにもってきて、作品の説明をしてくれました。
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「この絵のここはね、足跡で、人がたくさんいることを表しているんだ。」

その熱のこもった作品と言葉を、僕も真剣に見、聞きます。

「この線は車輪。回っている世界と、繰り返すこと、輪廻みたいな。人間と時間と。そういうイメージを描いているんだ。こっちは音楽、、」

彼の中には、外に出したい色んな気持ちや考えがたくさんあって、それを絵で描く。
それでも、まだ足りなくて、今度は言葉で伝える。
そんな印象でした。

話してくれる説明の中には、きっと浮かんだから絵に描けた表現も、反対に描いているうちに生まれた解釈もあるでしょう。
しかし、浮かぶのが先か後かはどちらでもよいことで。
先だろうとあとだろうと、その発想が浮かぶということは、彼の根っこにそう感性があるということ。

こんな風にして、彼の考えや思いの一部を見させてもらえるのは、ワークショップの醍醐味です。

それも自分で納得しているから、その作品と、彼自身がなんとも自信に満ち溢れ、キラキラしているから、たまりません。

その場面にたちあわせてもらえた僕も、大きな感動をもらいました。

ワークショップが終了後は、何人かで作品をみながら、お茶を飲み談笑。僕は聞きました。

「次はどんなことをやろうか?」

すると、彼が即答しました。

「今度は立体でやってみたい!!!」

ーしたい!!!

こう思える気持ちは、どれほど人を成長させるくれることでしょうか。

描きたい
作りたい
伝えたい

彼はきっと、どこまでも育ち続けていくのだと思います。

もちろん僕も。
そんな彼や、彼らをもっと見たいから。いっそう磨き続けていきたいと思います。

りんごの木の皆さん、ありがとうございました(#^^#)
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by doughnut-official | 2013-05-13 20:24 | 小学校などのWS | Comments(0)

お絵かきWS「秘密の学校改造設計図」

今日は越谷にある、城の上小学校さんの放課後子ども教室で行ってきたワークショップのリポートです。

「秘密の学校改造設計図を描こう!」

城の上小学校はまだ新しく、とても綺麗な校舎でした。
その印象をうけて、今回は自分たちの好きなように学校を改造してしまおうという秘密の設計図を描きました。
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みんなのアイデアはというと、
見ためにもおしゃれで座り心地のよい椅子と机を備えた教室という実用的な設計から、好きなように遊べる・学べる教室、おばけ教室、恐竜時代にタイムスリップする教室、などなど盛りだくさん。
こんな学校だったらお家に帰らなくなっちゃうかもしれませんね。笑

子ども達が自分達自身で考える、学びや遊びや生活の空間。

こういった計画をほんとに実現できるわけではありませんが、それでも、ほんの少しでも近づいて、学校という場所がもっともっと夢と学びに溢れた場所になるといいなと思いました。

と他人事のようにいってはいられませんね。
それを実現するために、がんばるべきは僕ら大人達。
先生も、親も、街の大人も、みんなでがんばっていきましょう!

参加してくれたみんな、そして呼んでくれたコーディネーターの山田さんはじめスタッフの皆さん、ありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2012-10-18 18:12 | 小学校などのWS | Comments(0)

おえかきWS「秘密の部屋を描こう!」

さて今日の報告は、埼玉は南越谷、わくわく広場さんでのワークショップです。
今回はみんなで秘密基地の設計図を描いて遊びました。
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一人一人自分の好きな大きさに部屋を分けて、スペシャルルームを描いていきます。

こちらはクワガタルーム。
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ちゃんと一匹ずつしまう部屋があり、大きさを測るメジャーなども設置されています。
そして、部屋の大きさはどれくらいかというと、、これくらい。
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これだけの大きさを描ききるド迫力。彼の思いが現れているようでした。

こちらも楽しい秘密の部屋です。
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中央にあるホワイトボードは、書いた願いが何でも叶う魔法のホワイトボード。ボード横のペンたてに入っているペンでしか効果を発揮しないそうです。

こんな風に子ども達が想像する、ディティールの細かさはとても面白いですよね。
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参加してくれた皆さん、ありがとうございました(#^^#)
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p.s.
写真をほしいと言っていた人は、プロフィールのアドレスからメールくださいね。
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by doughnut-official | 2012-09-21 21:29 | 小学校などのWS | Comments(0)

ゆっくりのんびり

こんにちは!
空のある街も無事終了し(報告はまたあらためてしますね)、
今日からは栃木県高根沢町の小学生夏休み企画にて二日間、小人の秘密基地づくりワークショップです。
二日間たっぷりと時間があるので、子ども達にはなにより「自分自身のペースを大切にしてね。」と伝えて、一日目がはじまりました。

黙々と作る人がいて、
そのわきではゴロッとひと休みする人もいて、
それぞれが自然に受け入れられる。
なんとも心地よい空間でした。

みんな、自分の感覚を信じて、自分のペースを信じて、ゆっくりのんびり育っていってくださいな。
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by doughnut-official | 2012-08-07 13:17 | 小学校などのWS | Comments(0)

工作WS「ハコビトハウスをつくろう!」

千葉YMCAさんにて工作ワークショップに呼んでいただきました。
こちらは昨年冬休みイベントからお声掛けいただき二回目となります♩
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今回は箱に住む小人達の家、「ハコビトハウス」を作りました。
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素材のインスピレーションからコビトの顔をとりかえられるかつらやハウスが生まれたり、暖炉のあるリラックスハウスや遊びハウス、さらには変身ロボットハウスまで、子ども達のアイデアは様々でした。
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「あー、超ワクワクしてきた!」

「作って、それができるとまたアイデアが浮かんじゃうからさ、全然終わりがないよ!」

「今日は一日よーく作ったなぁ、みんなお疲れさま!」
(帰りがけ、自分と周りの友達をたたえて。)

ワークショップ中、子ども達が聞かせてくれた言葉です。
アイデアと表現が止まらなくて、ワクワクする心がとまらなくて。
それって大人でもめちゃくちゃ楽しい時間ですよね。
輝いてたなぁ、みんな。
僕も思いっきりワクワクさせてもらいました。

最後はお迎えにきた親御さんたちにも少しだけおすそ分け。
活動の様子を上映会にしてみてもらいました。
わが子の真剣な表情を見る親御さんの顔が、また真剣で魅力的でした。
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千葉YMCAさん、そして参加してくれたみなさん、どうもありがとうございました!!
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by doughnut-official | 2012-07-27 12:18 | 小学校などのWS | Comments(0)

工作WS「巨大ビー玉迷路をつくろう!」

草加にある特別支援の学童の親子イベントにてワークショップをさせていただきました。

今回は子ども達と一緒に巨大なビー玉迷路作りです。
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画用紙を折ってコースを作る。
そのコースを土台に貼る。
コースに絵具で絵を描く、色を塗る。
土台に直接ペンで絵を描く。
一足先にビー玉を転がして遊ぶ。etc
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みんな自分の好きなことに夢中になっていました。
それぞれ好きなことをしているんだけど、その一つ一つの制作は迷路のステージの上で、そして子どもたち自身も完成後のビー玉遊びを通して、つながっていきました。
こんな風にそれぞれのペースで、でも友達と一緒に、
同じ空間を共有できるというのはすごく心地よいものですね。
あっという間の二時間でした。


活動中、子どもの様子を見に来たお母さんの一人が僕に言いました。
「みんな変わらないんですね。」

これは、障害のある子と、障害のない子の姿が変わらないということでした。
参加者の中には学童の子ども達と、その兄弟が参加していましたので。
そんなみんなの様子を見て、お母さんは「変わらない。」と。
その通りだと思います。
好きなことをして、真剣になっている姿には、障害があるもないも
ありません。

この変わらないっていう感覚、僕はすごく大切だと思います。
色々な現場に行かせていただくと、
「障害があるから」という理由や、発達の障害だけでなく「まだ小さいから」という理由などで、子どもの活動に周りの大人がストップをかけている場面がまだまだ少なくありません。

でも、今回の子ども達とお母さんがまたあらためて教えてくれたように思います。
子ども達は「変わらない」と。
年齢がちがっても、発達がちがっても、
根っこは変わらない。
そこに障害はない。

子ども達の可能性を、大人が勝手に決めないようにしたいです。

ひこうせんのみなさんありがとうございました(*^^*)
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by doughnut-official | 2012-06-25 11:02 | 小学校などのWS | Comments(0)

おえかきWS「新たな旅へ!ぼくのわたしの船を描こう!」

今日は時系列が逆になってしまいましたが、前々回の三重ツアーの報告の続きをもう一つしたいと思います(^^)

三重県志摩市は志島小学校にて、お絵かきワークショップをさせていただきました。
二年ぶりの訪問だったのですが、子ども達の中には覚えてくれていた人も多く、
「久しぶり~!」と温かく迎えてくれました。

今回は卒業記念ということで、テーマは「新たな出発」。
また志島小学校は海のすぐそばにあるので、子どもたちには自分を船に見たててもらい、新しい学年への出航にふさわしい「船」をデザインしてもらいました。

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船のデザインができあがると、子どもたちの想像はそこで止まりませんでした。

完成した船に友達や家族を乗せる人、
仲間同士あつまって列を組む人、
海の生き物たちに囲まれて航海を楽しむ人など
細かなところにもそれぞれの思いが表されていました。
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それを見てると伝わってきます。
子ども達の頭の中のイメージでは、ちゃんとその船に自分が乗っているシーンが浮かんでいるんだなと。

大海原へと進んでいく、私の船。
船上に立って一人海を眺めていると、ドキドキと同時に、少し心細い気持ちにもなる。
それでふと見ると、隣に友達の船がやってきて、手を振ってくれた。
水面をのぞくと、面白海洋生物の影が見え、飛び跳ねたりしている。歓迎してくれてるみたい。よーし、なんだか力がわいてきたぞ。全速前進~。


なーんて、きっとこんな風に想像がどんどん広がっているのでしょうね。

志島小学校の皆さん、本当にありがとうございました!!
そして六年生、卒業おめでとう!!!
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by doughnut-official | 2012-03-22 12:53 | 小学校などのWS | Comments(0)

工作WS「不思議な望遠鏡を作ろう!」

3.10.11日は二日間、横須賀美術館にて「不思議な望遠鏡ワークショップ」を行ってきました。
本当は一年前のこの週末にやる予定だったワークショップ。
そのときに東日本大震災がおきました。
そして残念ながらイベントは中止。 僕自身も正直動けませんでした。
テーマが海を舞台にしていたこともあり、
あの状況で、子ども達に「今日は一緒にワクワクしよーぜ」と心からいうことはどうしてもできませんでした。

それからきっかり一年後の今日です。
美術館のスタッフさんが、もう一度ここでやりましょうと言ってくださったことはただただ嬉しくて、感謝でした。
今はあらためて思います、一緒にワクワクしよーぜと。

そしてむかえた、本番です!

子ども達とどこまで共有するのが良いものかはわかりませんでしたが、11日は少しだけ震災のことにもふれさせてもらい、
「今日もこれからも、お互い真剣にいっぱい遊んで学んで、大切に過ごしていきましょう。」
と僕自身の思いも伝えさせてもらいました。
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そうして、WSがはじまると、子ども達はいきなりのフルスロットル。
6、7歳の子ども達30人全員が、黙々と二時間ひたすらに望遠鏡を作りつづけていました。


「そうだ、ここにスイッチをつけよう。」

「コト、、カタ。」

子ども達のアイデアが浮かんだ瞬間のつぶやきや道具を使う音がところどころから聞こえてきます。
ということはそれ以外の音が何もなく、それらが聞こえるほどに、静かな空間となっていました。

そのときの子ども達の表現・ものづくりに対する姿勢、例えば絵を描く筆先を見つめる目の力強さや、頭が地面につくぐらいにかがみこんで作る姿、そういう身体の動き一つ一つの迫力・説得力がとてもつもなくて、本当に素晴らしかったです。

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完成した望遠鏡をのぞく子ども達は、そのレンズの先にしっかりとワクワクな未来を見ていたように思います。

準備から数えると二年ごしのこのワークショップ、無事終えることができて本当によかったです。
横須賀美術館のみなさん、参加してくれた子ども達、ありがとうございました!!

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by doughnut-official | 2012-03-17 00:00 | 小学校などのWS | Comments(0)