ブログトップ

DONUT WORKSHOP REPORT

donatsu.exblog.jp

「子どもの日常の何気ないことに対する大人の感度」

僕は、ふだん造形遊びを中心に子ども達と関わらせてもらっていますが、
自分が子ども達とワークショップをやっていない時に、園の子ども達の日常を見せてもらう時間もすごく好きで、子ども達の魅力的な姿を見させてもらっています。
今日はそんな、保育園の何気ない日常の光景からリポートを。

先日、来年度新たに担当する保育雑誌でワークショップの協力をしてもらう、陽だまり保育園さんに打ち合わせに行ったときのことです。

僕が言ったのはちょうど、お昼寝時間の後半あたり。
園長先生との話が盛り上がっていると、子ども達が起きて、部屋からでてきました。
(打ち合わせをしているテーブルからは、子ども達の部屋の様子が見えるんです。)
その時の子ども達の動きは色々でした。
f0148974_2132252.jpg
f0148974_21321498.jpg
例えば、
良い夢がみれたのか、もう少し眠たい様子でゆっくりと布団をかたずける子もいれば、
楽しみなおやつをとりにいこうと、いきおいよく給食室に向かう子もいます。

僕に気付いて「ひでちゃん!きてたの?」と声をかけてくる子もいれば、
初対面の僕に「何だこの人は?」といった表情で少し緊張しながら近づいてくる子もいます。

あとは、何をするでもなく、目線をあちらこちら、足取りもあっちこっち、という子ども達が何人も。
この姿がまたすごく魅力的なんですね。
マイペースで自由な目線の動きと、
このあとの遊びの計画を、体全身で考えているような足どり。

こうした姿からは、子ども達が「自分の時間をいかにして過ごそうか」と、自ら考え、動き出す、イキイキした力をもっているかということが伝わってくるように思います。

と同時に、子ども達がこんな風にいられるということは、
この場所が、そしてこの時間が、普段どれだけ一人一人のペースや主体性を守られているかということでもあるのでしょう。

そして、こののんびりした空間ができるために、欠かせないことはもう一つあるように思います。
それは、保育士のみんなが、心穏やかであるということ。

子ども達のそれぞれのペースに対して、焦ることなくにこやかな先生たち。
この存在が子ども達にもたらすのは、大きな安心なのでしょう。
お昼寝から起きてくるほんの一場面の様子ですが、

この、子ども達が自ら考え、動きだすときの、イキイキしとした姿
そして、そんなイキイキした表情に欠かせない、安心の存在からは、
子どもの育ちにとって大切なこと、そして僕自身がワークショップの中で大切にしたいことをあらためて確認させてもらいました。

今から子ども達とのワークショップが楽しみです。
陽だまり保育園のみなさん、ありがとうございました(*^^*)
[PR]
by doughnut-official | 2014-11-01 21:34 | コラム・エッセイ | Comments(0)
<< 「何もしないをすることと、常識... 「見立てやごっこ遊びの面白さ」 >>