さて、今日はありんこ保育園さんでの親子イベントのリポートです。
現役園児、卒園児の小学生、親で総勢100人を超えるにぎやかなイベントとなりました。
前半は、園からリクエストをいただいていたブルーシートを使ってのカラダ遊び。
1歳から10歳までの子ども達は、それぞれ自分ができるからだの動きの面白さを楽しんでいました。
後半は新聞紙をおったり、にぎったりして色々な形をつくり、そこに絵の具で絵や色を描いて遊び、あっという間の二時間となりました。
今回、子どもたちの姿が魅力的だったのはもちろんですが、もう一つ印象深かったのは、子ども達と一緒に楽しみながらも、子ども同士の関わりを温かく見守っている親ごさんたちの姿でした。
親子のワークショップをやっていると、
親ごさんの中には子ども同士が楽しんでいる様子を見ると
「お友達と楽しんでるみたいだから、ほっといてもいいかな。」
と安心して、自分たちも親同士のおしゃべりに夢中になりすぎて、わが子を全然見なくなってしまうという人も少なくありません。
もちろん、親同士のおしゃべりは楽しくてリフレッシュにもなるでしょうし。
また、親だからといって子どもの全部を見ていなきゃいけないなんてことはありません。
でも。
子どもにとって、自分の大好きな人が近くで見ていてくれることの心地良さ、というのは時にあるように思います。
直接ママやパパと一緒に遊ぶわけじゃない。
だけど、でも、視界の片隅にあなたが見てくれていることはちゃんとわかっていて、
それで、あなたが見てくれていることには全然気づかないふりをしながら、
お友達の中で、自分の得意なことをやってみたり、小さな挑戦をしたりしてるんです。
そして、チラリとあなたをみる。
その時に、あなたは目を合わせ微笑んでくれるのか。
それとも違う方向を向いて親同士のおしゃべりに夢中になっているのか。
これは、とても大切な親子のコミュニケーションの一場面のように思います。
ありんこ保育園の皆さんはそういう意味で、自分たちも楽しみながら、しっかりと子ども達の視線をキャッチしている、素敵な父ちゃん・母ちゃんたちでした。
ありんこ保育園のみなさん
ありがとうございました(*^^*)