ブログトップ

DONUT WORKSHOP REPORT

donatsu.exblog.jp

「ハテナはハテナのままで」

みなさんおはようございます。ひでちゃんです。

先週もおかげさまで楽しい出会いとワクワクの時間を過ごさせていただき、晴れやかな月曜日を迎えることができました。今日はこれから地元の小学校にいってきます♩
さて、そのまえに今日も少しだけ報告です。

ありがたいことに何度もワークショップによんでいただくようになると、子どもの友人達もだんだんと増えて来るもので、今日はそんな友人の一人、タクくんとの話です。

その日、タクくん(小5)との再会は、タクくんの大きなため息からはじまりました。

タ「はぁ。。」
僕「朝からどうしたの?」
タ「僕は、疲れているんだよ。」
聞けば、学校では泊りがけの体験活動があったらしく、その疲れが残っているとのことでした。
その後、遊びはじまっても、いつもとは少し様子が違うタクくん。

木でクルマを作っていたのですが、その間も、
「これができない。」
「あれができない。」
「ひでちゃん、やってよ。」
と消極的なことばかり。

僕は思わずいいました。
「今日はどうしたの?ほんとに疲れてるんだねぇ。気分が乗らないなら、何にもしないでいいんじゃない。」

するとタクくん
「いやぁ、僕がこんな感じだったらひでちゃんはどうするのかなぁと思ってさ。」

予想外の返しに僕はびっくり。
疲れている自分に対して、僕がどういう反応をするか伺っていたのだそうです。

なので僕は笑っていいました。
「ひでちゃんは、とくに何にもしないよ。タクの好きなように。それで良いと思ってます。」
「そっか。」とタクくん。
そして僕はもう一言付けたしました。
「あ、あと、タクがひでちゃんはどうするだろうぁって伺ってくるところ、けっこう好きだなぁ。」

この話がきっかけかになったのかはわかりませんが、そのあとも、僕のカバンについている絵の具を
「これかっこつけるためにわざとつけたんでしょ?」
と聞いてきたり、色々と斜めな質問をして楽しんでいました。

そして、帰りがけ。
タ「次もくる?」
僕「うん。また遊んだり、話したりしようぜ。」
タ「うん。」
僕「タクが今日みたいに物事をななめに見る感じ、楽しいからまた話そうね。」
タ「ナナメ?よく考えるってこと?」
僕「そうそう。色々なことに、これってどうして?って自分で考えること。それで怒られるときもあるけどね。笑 でも面白いし、大切だと思う。」
タ「うん。」
今回はこうしてお別れしました。

その日のタクくんをふりかえってみると、
色々なことをあらためて自分で考えて、解釈しはじめようとする時期になってきたんだろうなと思います。
もしかしたら体験学習にも、ただ疲れただけじゃなくて、「なんでこんなことをやるんだろう?」っていうハテナがあったのかもしれません。
そう考えると、その日一日のタクくんの姿は納得だったし、こんなまったりとした時間がピッタリだったように思います。

子どもの時(大人もか?)、自分の感じたハテナを堂々と「わからない。」「どうして?」と言うことは、なかなか受け入れられないように思います。
正直にハテナを言うと、

「何いってるの。いいから、早くやりなさい。」
「ちゃんとしなさい。今はこれが大切なの。」

などといってせかしてくる大人は多いですが、丁寧に理由を説明をしてくれる大人は少ないです。
さらには、答えを教えてはくれても、ハテナをハテナのままにしておいてくれる人はもっと少ないです。

僕が子どもの頃も、答えなんて求めてないし、ただハテナに共感する大人がいてほしいと思っていたので、
タクくんの今日の気分は少しだけわかるような気がしました。

子ども達のハテナを無自覚に受け流すのでも、安易に答えを示すのでもなく。
自覚をもって、その子のハテナはその子のハテナのままにしておくこと。
そして自分自身もその都度、新鮮な気持ちで、一緒に考え続けてみること。

そういうことを大切にしていきたいと思いました。

こころねのみなさんありがとうございました(*^^*)
[PR]
by doughnut-official | 2012-09-24 14:02 | コラム・エッセイ | Comments(3)
Commented by ハル at 2012-09-24 16:02 x
ひでくん、ありがとう。タクの母も、『ありがとう。』って。
Commented by 千幸様 at 2012-09-24 18:59 x
私からも あんがとね
Commented by doughnut-official at 2012-09-24 21:38
>ハルさま、千幸さま
こちらこそです。
こういうふうに、子どもたちのありのままが受け入れられる場所があるってことが、ほんとに素晴らしいと思う。そんな素敵な場所に、僕も一緒にいさせてくれてありがとうです。
<< 「気づかせてくれること」 おえかきWS「秘密の部屋を描こう!」 >>