僕はふだん一歳半くらいから子ども達とワークショップをさせてもらっていますが、
年齢によって色々な子ども像を聞きます。
特に小さな子ども達だと、
集中力がないから長時間は持たないとか、
筆や大きな紙はまだ使えないから絵の具の遊びは難しいとか。
でも、
そんなイメージを簡単に壊す子ども達の生の姿を何度も目の当たりにしてきました。
先日お絵かきのワークショップをしていたときも、二歳の女の子は二時間、ひたすらに絵の具と筆で線を描き続けていましたし、
こちらは四歳ですが、「ねこの足あとが~。」とつぶやきながら、自分よりも大きな紙に、こんなバランスで描いていました。
子ども達はシンプルなのだと思います。
自分の好奇心がはたらけば、集中するし、選びもするし、模索も研究もする。
未熟で大人に教えられるべき存在としての子ども像とは違う、
自分で感じて、考えて、学ぶ子どもの姿がそこにはあります。